YAMAHA TENORI-ON

ヤマハ「TENORI-ON」は、その特長的な外観や、当初イギリスのみでの戦略的な販売方法など、巷の話題を席巻しました。ようやく国内販売でも商品が出回るようになり、多くのミュージシャンが様々なクリエイティブを駆使し、素晴らしい作品やライブパフォーマンスを発信しています。

何といっても近未来的なデザインは、素晴らしいですね。

デザインだけでなく、演奏に使用する左右のボタンや下部のダイヤルなども機能的に配置されています。また、このサイズで乾電池で駆動し、上部にステレオスピーカーも搭載されており、これが結構いい音で鳴ってくれます。

さて、16×16に配置されたLEDボタンを駆使することで演奏をするわけですが、16のレイヤーという考え方で音楽を構築していきます。

左から右に16ステップで常にスタートしており、LEDボタンが押された位置で音がなるピアノロール的なモードや、LEDボタンをなぞったとおりに演奏するDrawモードなど、さまざまなモードを16まで重ねて多重録音的な音楽創作をするのが基本的な使用方法ですが、SDカードからサンプルを鳴らせたり、左のボタンで音色を変更したりもできます。

TENORI-ONの詳しい機能説明は下記URLをご参照ください。
TENORI-ON公式サイト
http://www.yamaha.co.jp/tenori...

ムービーでは、TENORI-ONの基本説明はもちろん、MIDIを駆使してAccess社のVIRUS TI SNOWのシーケンスサウンドと同期させて演奏しています。こちらも要注目!!

さらにおすすめ

CASIO CT-X5000

CASIO には、PRIVIA に代表される高品位なデジタル・ピアノや、光る鍵盤が特徴的なポータブル・キーボードがありますが、今回レビューした CT-X5000 はハイグレードキーボードというカテゴリーの製品です。

YAMAHA DX-5

今回紹介するのは、デジタルシンセの元祖YAMAHA DXシリーズの中堅モデル「DX5」です。 1980年代初頭、アナログシンセ全盛時に突如登場したFM(フリキュエンシー・モジュレーション)音源という、未知のデジタル方式によるシンセサイザーとしてあまりに有名なDXシリーズ。

Sonicprojects OP-X PRO

モーグ、プロフェット、アープ、ジュピター、CS80・・・往年の名機たちがソフトウェアベースで再現される中、オーバーハイムのシンセサイザーだけは、なかなか再現されることがありませんでした。 OB-X、OB-Xa、OB-8など、オーバーハイム往年の機種のサウンドは、プリンス“1999...

第3回 ROLAND GAIA SH-01 応用プログラミング編

今回は、GAIAシリーズの最終回です。 1回目のGAIAの概要、2回目の音作りの基本に続いて、今回はTONEを使った、より高度な音作りとエフェクターの活用などを見ていきましょう。 3つのTONEで音作り 今回のポイントである「TONE」ですが、パネルの左サイドにあります。 ...

KILOHEARTS Phase Plant

KILOHEARTS のモジュラー型シンセサイザー、Phase Plant です。Phase Plant を使ってみて思ったのは、メーカーが言うモジュラー型と言うよりも、ヴァーチャル・アナログ/デジタル方式のサウンド・ジェネレーター(オシレーター)を搭載し、エフェクトとモジュレー...

YAMAHA YC61

ヤマハから新しいステージキーボードが発売されました。YC61・ステージキーボードです。YC と言えば、数年前にrefaceシリーズのYCオルガンが先に発売されていましたが、今回はYC61、フルサイズ61鍵のステージキーボードとして登場しました。

もっと記事を見る

page top