YAMAHA AUDIOGRAM 6

170mm×192mmのコンパクトサイズに、チャンネル1、2がモノラル入力、チャンネル3/4、5/6がステレオ入力の合計6チャンネル高性能ミキサーとUSBオーディオインターフェイスが合体したのが、このAUDIOGRAM 6です。

見ての通り、AUDIOGRAM 6の見た目は完全なるミキサー。特に1と2のチャンネルに搭載されているコンプレッサーは、特筆すべき使い易さで抜群の効きです。通常コンプレッサーの設定は多くの役割を持った複数のつまみで効き具合を合わせ込むのですが、このAUDIOGRAM 6では、たった1つのノブを回すだけでOK。ヤマハが長年培った楽器やマイクでの最適な効き方をこの1つのノブに盛り込んでいるとのことです。実際にギターを入力してみましたが、望みどおりのパキパキ系コンプがゴキゲンな具合で効きました。

また、1と2のチャンネルは定位がセンターで固定ですが、MONO/STEREOボタンを押すことでステレオ定位となり、とても便利です。

さて、パソコンとUSB接続することによって、AUDIOGRAM 6は高性能USBオーディオインターフェイスとして使用でき、電源もパソコンから供給されます。ミキサーでまとめられた音はUSBケーブルを伝わって高品位な状態でパソコンに送られます。また、パソコン内の音も、ハードディスクや音源ボードなど機械的なノイズに全く悩まされることなく、高品位な音のままUSBケーブルを伝わってAUDIOGRAM 6に送られます。このとき、右側MASTERノブの上にあるDAWノブにてパソコンから送られてくる音の音量を調節します。

使用してみて感じたのは、見た目がシンプルであるのと同様、抜群に使いやすいという点です。ミキサーとしての性能、オーディオインターフェイスとしての性能とも申し分ありません。さらに素晴らしい点はCUBASE AI4の同梱です。

ムービーでは、AUDIOGRAM 6の使い易さを中心に説明しながら、CUBASE AI4を使用してギターを録音してみました。ホント、抜群に使いやすい!!ぜひご覧ください。

Tips

さらにもっとシンプルに手軽にという方には、こちらの弟分AUDIOGRAM 3がオススメ。高性能USBオーディオインターフェイス+チャンネル1がモノラル入力、チャンネル2がステレオ入力の合計3チャンネルミキサーが合体。超コンパクトなサイズ、秀逸なデザイン、手軽さ、超コストパフォーマンスのスグレものです。
Tips2

AUDIOGRAM 6には電源ケーブルの差し込み口はなく、USBケーブルをパソコンと接続することでUSBケーブルから電源を供給していますが、なんと!市販されているUSB電源アダプターでも電源を供給可能です。私の場合、iPhoneに付属していたUSB電源アダプターを使用してみましたが、問題なくAUDIOGRAM 6が作動し、パソコンなしで超便利小型ミキサーとして活用できました。ただ、USBアダプターは定格以外の粗悪品も市場に出回っているので要注意。(尚、ヤマハではUSB電源アダプターによる不具合、故障に関してはサポート外のため保障対象外です。)

さらにおすすめ

moog minimoog

今回紹介するプロダクツは、アナログ・シンセサイザーの超定番”minimoog”です。私が初めて買ったシンセサイザーということもあり、思い入れのメッチャ強いプロダクツでございます。 minimoogはモーグ社が1971年に発売したアナログ回路による単音シンセサイザー。 minim...

MT-1 EX

まさにシンプル。アナログシンセの仕組みがカンタンに理解できるインターフェイス。 以前、紹介したミュージックトラックが作ったソフトシンセ「MT-1」は、DTMビギナーにも大好評で、「なんと分かり易い」、「アナログシンセの仕組みがよくわかった」などの嬉しいご意見をたくさんいただきま...

Toontrack EZKeys

Toontrackといえば、高音質、高機能、操作も簡単なドラム音源、EZ DRUMMERや、その上位版のSPERIOR DRUMMERが有名なメーカーですが、ドラム以外のインストゥルメントで唯一、ピアノ音源のソフトウェアがこのEZKeysです。

Oberheim Matrix 12

久しぶりにオフィシャルレビューで取り上げるビンテージ・シンセサイザーは、Oberheim Matrix12(オーバーハイム マトリクス12)です。 実は、このレビューはミュージックトラックのオフィシャルレビューの初回を飾る予定でしたが、今までお蔵入りとなっていました。 さて、オ...

TAHORNG ORIPIA 88

台湾の電子楽器メーカー TAHORNG(タホーン)から折りたたみ可能でコンパクトに収納可能なピアノ ORIPIA 88 が発売されました。コンパクトなとは言っても、横幅はフルサイズの88鍵のピアノ鍵盤と同じサイズです。

ZOOM ZFX 応用編

この「応用編」では、オリジナルパッチの作成とエディット方法にスポットを当てて解説していきます。 まずパッチの作成からです。 それでは、少々凝ったセッティングのパッチを作ってみましょう。ZFX Plug-inには「Splitter」というツールが用意されていて、ギターの出力を2系統...

もっと記事を見る

page top