IK Multimedia UNO Synth

ここに注目:

  • コンパクトなリアル・アナログシンセサイザー
  • 形からは想像できないスペックを搭載
  • これだけの仕様で超リーズナブル!

IRig シリーズや SampleTank などのソフトウェアで有名な IK Multimedia がハードウェアシンセを作りました!それも、リアル・アナログで作られた本格的な仕様のアナログ・モノフォニック・シンセサイザー、UNO Synth です。

コンパクトなデスクトップ型

UNO Synth は、最近では主流となっているデスクトップタイプ、薄型、コンパクトなスタイルで、逆にアナログ感を感じさせないフラットなパネルの未来的なデザインだと思います。

ところが、中身は完全なアナログ回路による、リアルアナログシンセサイザーです。

アナログというと、つまみが多く、様々なパラメーターを動かして操作するイメージがありますが、UNO Synth は 、4つのツマミよるマトリクス形式のエディットパラメータと、リアルタイム操作用の3つのツマミ、その他はフラットなタッチLEDボタンのスイッチで、本体で40種類のパラメーターをアクセス出来る構成になっています。

パラメーターの並び方も、シンセサイザーとして、コントローラーとして、とても合理的な配置とパラメーターの内容で構成され、パフォーマンスに適したリアルタイムコントロール用のボタンのセクションを装備しているのも特徴です。

また、UNO Synth は本格的なアナログのシンセサイザーながら、100種類のプリセットが内蔵され、そのうち、ユーザーが書き換え可能な80種類のプリセットがあるので、作ったサウンドをセーブして保存しておくには十分な仕様です。

プリセットはすでにプログラミングされているので、電源を入れたらプリセットを選択するだけですぐに音を出して演奏することが出来るようになっています。

UNO Synth の本格的な仕様

オシレーター

今までのこの価格帯のシンセサイザーと言えばオシレーターは1つ、もしくはサブオシレーターを装備、というのが定番で、恐らくコスト的な限界だったのでしょう。ところが、UNO Synth は、2つの独立した完全なアナログオシレーターを搭載しています。

搭載される波形は、

  • 鋸波
  • 三角波
  • 矩形波(パルス幅の変調可能)
  • ホワイトノイズ・ジェネレーター

もちろん、2つのオシレーターは独立して、ピッチ、デチューン、それぞれのボリュームをコントロール出来るので、微妙なオシレーター同士のデチューンやパルスワイズをLFOでモジュレーションをかけた分厚いベースサウンドや、オクターブやピッチをずらしたリードサウンドなど、簡単に作り上げることが出来ます。

本体左側

フィルター

フィルターも完全アナログ回路で構成され、アナログ・レゾナンス・スィープが可能な本格的な 2pole マルチモードフィルターを搭載しているので、太く、温かみのあるサウンドから、レゾナンスで発信するキレのあるサウンドまで作り込む事が出来ます。

  • LowPass
  • HighPass
  • BandPass

DRIVE
マルチモードフィルターで、特別に設計されたというデュアルステージ・オーバードライブ DRIVE によって、クラシックシンセの微妙な音の歪み感や、クラブサウンドなどで使用するベース音など極端な歪みまで、簡単に音を歪ませることが出来ます。

FILTER AMT
フィルターエンベロープモジュレーションは、このAMOUNT で独立してその変調量をコントロール出来ます。

カットオフのリアルタイムコントロール
フィルターカットオフのコントロールは、右側のツマミ群に独立して装備しています。リアルタイムでグリグリとパフォーマンスすることを考えての配置だと思います。

エンベロープ

本体上でコントロール出来るエンベロープは、フィルターが ATTACK、DECAY。アンプリチュードが、ATTACK、RELEASE と、時間的な変化が極端に現れるパラメーターのみを装備しています。リアルタイムでコントロールするには、必要最低限なパラメーターで、パネルのスペースやデザインを考えた場合、割り切った仕様です。

シンセサイザーの基本的なエンベロープの構成である、ATTACK , DECAY , SUSTAIN , RELEASE( ADSR )の細かなコントロールは、ソフトウェア側でコントロールすることが出来ると言う仕様になっているので、決して中途半端な仕様で終わってはいないのが良くわかります。

LFO

LFOも本格的です。

波形は

  • サイン波
  • 三角波
  • 矩形波
  • 上昇鋸波
  • 下降鋸波
  • ランダム
  • サンプル&ホールド

本格的なシンセサイザーでさえ、ここまで揃えているのは結構希な方です。

変調先も、

  • ピッチ
  • フィルター
  • アンプ
  • パルスワイズ

UNO Synthがもつ基本的なパラメーターは LFO で変調出来るようになっています。

リアルタイムコントローラー

パフォーマンス中にリアルタイムでコントロールするには、ツマミによるコントロールが実用的ですが、UNO Synthにもフィルターカットオフ、エディットによるレゾナンス、その他様々なパラメーターにアクセスすることが出来るようになっています。

もう一つ、タッチボタンには独特なパフォーマンス用のパラメーターのセクションが用意されています。

DIVE
ピッチダウン

SCOOP
ピッチアップ

VIBR.
ピッチのビブラート

WAH
フィルターワウ効果

TREM
アンプトレモロ効果

これだけのパフォーマンスコントロールが、ボタン一つで操作出来るようになっているので、パフォーマンスプレイの時の応用範囲が一気に広がります。

細かなコントロールの設定は、PCのエディター側で簡単に設定することが出来るようになっています。

アルペジエーターとシーケンサー

本体右側

UNO Synth には、アルペジエーターとシーケンサーを装備しています。それぞれの機能は、本体右側に配置され、テンポやボリュームのリアルタイムコントロール、オクターブやポルタメント、スケールなど、パフォーマンスに係わるパラメーターが配置されています。

ノートの入力には、本体の下部にある2オクターブ、27鍵のタッチキーボードで入力やエディットをする事が出来ます。

アルペジエーター
10種類のアルペジエーターのモードを4オクターブまでコントロールすることが出来ます。


シーケンサー

UNO Synth の大きな特徴をアナログシンセサイザー以外に挙げるとすれば、このシーケンサーの機能があります。シーケンスは、リアルタイムでもステップでも入力することが出来、驚くことに各ステップで最大20種類のシンセのパラメーターを保持することが出来ると言う高性能なシーケンサーを搭載していることです。

このクラスのシンセサイザーのシーケンサーと言えば、ノートと休符、テンポによるフレーズの自動再生程度だと思われがちですが、UNO Synth のシーケンサーはパラメーターまでもが保持出来、コントロール出来るというのが最大の特徴です。

シーケンスの入力は、ステップでもできますが、RECボタンを押し、リアルタイムでキーパッドからキーを入力し、パラメーターを操作することで、その動作が簡単にレコーディングされるようになっています。

その他の特徴

UNO Synth には、この他にも書き切れないほどの特徴があります。

  • エフェクター
    テンポ同期可能なディレイを装備
  • スケール
    タッチキーボードのスケールを13種類のスケールで設定することが出来ます。
  • USBインターフェースによるPCとの接続
  • MIDI IN/OUT装備で、外部との同期が可能
  • 駆動方式は、単三乾電池 4本 または、USBバスパワー

デモ&レビュー映像

UNO Synth Editor による PC との連携

デモ&レビュー映像では、MacBookPro と UNO Synth を MIDI で同期させて、パフォーマンスをプレイしています。

MAC 側では、Cubaseを立ち上げ、ホストとして使用。プラグインに UNO Synth Editor のVSTを立ち上げて、エディターから UNO Synth 本体が同期制御が可能な状態(スレーブ)にする。

Cubase にリズムトラックとして、IK Multimedia の SampleTank3 のプラグインを立ち上げ、リズムLOOPのプリセットを呼び出し、ループリズムのテンポと UNO Synth が Cubase ホストのテンポで同期するという仕組みを使っています。

UNO Synth Editor を使用することで、詳細なパラメーターのエディットが出来るようになるだけで無く、使い方の幅も一気に広がります。UNO Synth を手に入れたら、エディターもダウンロードして使って下さい。


このように、UNO Synth には、DAW ホストから同期させたり、細かくエディットや操作をする事が出来る仕様になっています。PCと接続をして、今まで作った作品のトラックのベースを本物のアナログシンセの音に差し替えて録音し直したり、アルペジエーターやシーケンスのトラックをアナログで追加してみたりと、DAW の中でも活躍してくれると思います。

もちろん、DJ プレイやパフォーマンスプレイにも適しているシンセサイザーなので、ライブハウスでアナログの音圧の違いを体感してみるのも良いと思います。


UNO Synth Editor

  • AAX / AU / VSTフォーマット
  • スタンドアローン
  • MACOS、WINDOWS、iOS版


UNO Synth Editor 情報

IK Multimedia UNO Synth Editor

販売情報

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