ZOOM ZFX 基本編

さて、この「基本編」では、ZFX Plug-Inソフトウエアについての基本、プリセットについて解説します。
各セクション、プリセットの解説

ZFX Plug-Inを立ち上げると、このような画面が立ち上がります。

左にギターアンプのヘッドが並んでいますが、このエリアはアンプ・キャビネット・エフェクター・マイクのカタログになっています。右側が今選ばれているアンプやキャビネット&マイク、そして下の部分がエフェクターです。左のカタログから自分の使いたい機材を選び、右側の各エリアにドラッグ&ドロップする事で接続完了です。

アンプとキャビネットは別扱いですから、実際に試そうとしても中々難しい組み合わせも簡単に出来てしまうんですね。例えば、マーシャルのヘッドをJC-120のキャビネットで鳴らす、なんて現実的にはまず有り得ない組み合わせも即、画面の中で試せる訳です。

画面上部の中央に「PICKUP SELECTOR」という部分があり、使用するギターによって「SINGLE」か「HUMBUCKER」を切り替えることが出来ます。パッチ毎に記憶されるので、パッチを切り替えた際には確認する癖をつけた方が良いかも知れません。というのも、この「PICKUP SELECTOR」設定で結構ニュアンスが変わるのです。

次に左上の部分、「CATALOG」の隣、「TUNER」をクリックすれば点灯し、チューナーになります。

チューニングのモードも最も頻繁に使われるであろう「Chromatic」から「Guitar」「Bass」、そして変則チューニングも「DADGAD」「Open D」「Open E」「Open G」「Open A」「Drop D」と過保護な程(笑)用意されています。

私は演奏の合間にはとにかくチューニングする癖がついているので、アンプやマイクのセッティングを終えていざ演奏、という時にはここはチューナー表示にしています。

「TUNER」の隣「CONTROL」は別売りのエクスプレッション・ペダルやフットスィッチの設定を行う画面が用意されています。

更に隣の「PATCH」をクリックすることにより、プリセットを選択する事が出来ます。

初期段階でバンクが28、またそれぞれのバンクにパッチが128用意されています。何と、そのバンクはマシンのスペックが許す限り、無限に増やす事が可能になっています。

では、映像で「CATALOG」「TUNAR」「CONTROL」「PATCH」の解説をお送りします。


インストール時には300種類以上の音色が収録されています。また、ロック、ジャズ、ブルース、ヘヴィーメタルという各ジャンルの有名アーティストをイメージした音色も約50種類収録されているので、初めは自分のイメージに近いパッチを選んで微調整していくのが早道でしょう。しかし、最終的にはせっかくこれだけの機材が揃っているのですから、一つ一つの機材をじっくりと時間を掛けて理解し、オリジナリティー溢れる音色を作っていくのが楽しい使い方だと思います。

では、いくつかの代表的なパッチを紹介していきましょう。

  • Bank = 000: Amp_Demo
  • Patch = 000: 1965_Bright_Amp

FENDER TWIN REVERB '65をイメージしたパッチです。トレモロとスプリングリバーブの感じが秀逸です。シングルコイルのギターでアームを多用したくなりますね。

  • Bank = 000: Amp_Demo
  • Patch = 001: Jazz_Clean

ROLAND JC-120をイメージしたパッチです。JC-120と言えばその独特のコーラスが有名な訳ですが、このパッチはかなり肉迫していますね。パッチの初期設定ではピックアップのセレクトはハムバッキングになっていますが、個人的にはシングルコイルのハーフトーンでアルペジオを弾きたくなる感じです。


Bank = 000: Amp_Demo
Patch = 006: ELHV_Rythm

PEAVEY 5150をイメージしたパッチです。もうこれは「いかにも!」っていう音ですね。ハードロック、ヘビーメタル好きにはたまらないでしょう。ハムバッカー搭載のギターで低音弦をミュートしてザクザク弾きたいですね。

  • Bank = 000: Amp_Demo
  • Patch = 015: Tangerine_+

ORANGE GRAPHIC 120をイメージしたパッチです。個人的にこのアンプ、かなり気に入っております。何て言うのか、音に根性がありますね。荒々しくコードストロークで使用したい音です。

まだまだ紹介し切れないほどのパッチが組まれています。映像にて、実際の音色も聴いてみてください。

次の「応用編」では、実際にパッチの作成方法やエディット方法など、より実践的な内容で進めましょう。

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